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Phase 10.1b - 環境設定とセットアップ
🎯 このフェーズの目的
PythonParserBox実装に必要な開発環境を整える。
📋 セットアップ手順
1. Python 3.11環境の固定
# pyenvを使用する場合
pyenv install 3.11.9
pyenv local 3.11.9
# または直接指定
python3.11 --version # 3.11.9であることを確認
2. Cargo.tomlへの依存関係追加
[dependencies]
pyo3 = { version = "0.22", features = ["auto-initialize"] }
pyo3-numpy = "0.22" # NumPy連携用(Phase 3で使用)
serde_json = "1.0" # JSON中間表現用
3. 環境変数の設定
# テレメトリー用
export NYASH_PYTHONPARSER_TELEMETRY=1 # 基本統計
export NYASH_PYTHONPARSER_TELEMETRY=2 # 詳細ログ
export NYASH_PYTHONPARSER_STRICT=1 # フォールバック時にパニック(CI用)
4. ディレクトリ構造の準備
src/boxes/python_parser_box/
├── mod.rs # メインモジュール
├── py_helper.rs # Python側ヘルパー
├── converter.rs # AST変換器
└── telemetry.rs # テレメトリー実装
✅ 完了条件
- Python 3.11.9がインストールされている
- Cargo.tomlに依存関係が追加されている
- 開発ディレクトリ構造が準備されている
- 環境変数の設定方法を理解している
🚨 注意事項
- Python 3.11固定必須 - AST安定性のため
- pyo3::prepare_freethreaded_python() を一度だけ呼ぶ
- GIL管理に注意(Phase 10.1cで詳細)
⏭️ 次のフェーズ
→ Phase 10.1c (パーサー統合実装)