tomoaki
21387f3816
## 目的 「解決済み配線（wires）」と「未解決 exit（exits）」を分離し、 Frag 合成の基本パターンを完成させる。 ## 実装内容 ### 1. Frag 構造体の変更 - `wires: Vec<EdgeStub>` フィールド追加 - 不変条件: - exits: target = None のみ（未配線、外へ出る exit） - wires: target = Some(...) のみ（配線済み、内部配線） ### 2. loop_() の wires 対応 - Break/Continue を exits から wires に移動 - P1 テスト 3個を wires 検証に更新 ### 3. seq(a, b) 実装 - a.Normal → b.entry を wires に追加（内部配線） - seq の exits[Normal] は b の Normal のみ - 新規テスト 2個追加 ### 4. if_(header, cond, t, e, join_frag) 実装 - シグネチャ変更: join: BasicBlockId → join_frag: Frag - t/e.Normal → join_frag.entry を wires に追加 - if の exits は join_frag.exits - 新規テスト 2個追加 ### 5. verify_frag_invariants() 強化 - wires/exits 分離契約の検証追加（警告のみ） - Err 化は Phase 266 で実施 ## テスト結果 - edgecfg::api: 13/13 PASS（frag 3 + compose 9 + verify 1） - 全 lib テスト: 1388/1388 PASS（退行なし） ## 核心的な設計判断 1. **wires/exits 分離**: - 問題: 解決済み配線と未解決 exit を混ぜると再配線バグ - 解決: 分離して不変条件を強化 - 効果: Phase 266 で wires を MIR terminator に落とすだけ 2. **if_ は join_frag 受け取り**: - 問題: join: BasicBlockId では「join block」か「join 以降」か曖昧 - 解決: join_frag: Frag で「join 以降」を明確化 - 効果: PHI 生成の柔軟性確保 3. **verify は警告のみ**: - P2 の役割: wires/exits 分離の証明に集中 - Phase 266 で MIR 生成時に厳格化 ## 次フェーズへの橋渡し - Phase 266: wires を MIR terminator に落とす - Phase 267: Pattern6/7/8 を Frag 化 🤖 Generated with [Claude Code](https://claude.com/claude-code) Co-Authored-By: Claude Sonnet 4.5 <noreply@anthropic.com>
Nyash Development Documentation 🔧
開発者向けの進行中タスクと開発計画ドキュメントです。
📂 ディレクトリ構造
current/
CURRENT_TASK.md- 現在進行中のタスク- アクティブな開発作業の詳細
- 最新の実装状況
roadmap/
- phases/ - フェーズ別開発計画
- phase-8/ - AST→MIR変換
- phase-9/ - VM/JIT実装
- phase-10/ - AOT最適化
- native-plan/ - ネイティブビルド計画
- 実行バックエンド統合
- パフォーマンス目標
proposals/
- RFC（Request for Comments）
- 新機能提案
- 設計ディスカッション
🎯 重要な参照先
- 進行状況:
current/CURRENT_TASK.md - 開発計画:
roadmap/phases/ - 技術提案:
proposals/ - ドキュメントのステータス/入口ポリシー:
doc-status-policy.md - JoinIR / Selfhost の入口:
current/main/01-JoinIR-Selfhost-INDEX.md
📝 注意事項
このディレクトリの内容は開発中であり、頻繁に変更されます。
安定した仕様はreference/を参照してください。