# 🎯 現在のタスク (2025-08-19 更新)

## ✅ 完了: ビルド時間劇的改善成功！

### 🎉 達成結果
**ビルド時間: 4分 → 43秒 (5.6倍高速化！)**

#### 実装内容
1. **✅ wasmtime分離完了** - `wasm-backend` feature flag実装
   - `Cargo.toml`: wasmtime/wabtをoptional化
   - `src/backend/mod.rs`: 条件付きコンパイル追加
   - `src/runner.rs`: feature未有効時の適切なエラー表示
   - `src/benchmarks.rs`: WASM関連を条件付き化

2. **✅ ビルドエラー修正完了**
   - benchmarks.rs内の条件付きコンパイル対応
   - すべてのビルドパターンで正常動作確認済み

### 📊 新しいビルドコマンド
```bash
# 高速ビルド（通常開発用）: ~43秒
cargo build --release -j32

# WASM機能付きビルド（必要時のみ）: ~4分
cargo build --release -j32 --features wasm-backend
```

---

## 🎯 次の優先事項

### 1. 統合Box管理システムの設計（最優先）🆕
- **目標**: ビルトイン・ユーザー定義・プラグインBoxの統一管理
- **現状の問題**:
  - ビルトインBox: 直接`Box<dyn NyashBox>`生成
  - ユーザー定義Box: `InstanceBox`経由
  - プラグインBox: BIDシステム経由
- **提案**: 統合BoxFactory/BoxRegistryシステム
- **期待効果**:
  - フロー簡略化（すべて同じインターフェース）
  - WASMビルド時の除外が容易（feature分岐統一）
  - 将来の拡張性向上

### 2. nekocodeでソースコードダイエット
- **目標**: 3.3MB → 2MB以下
- **手法**: 未使用コード・重複実装の削除
- **ツール**: nekocodeによる分析（改善待ち）
- **期待効果**: さらなるビルド時間短縮＋保守性向上

### 3. clone_box/share_box使用方法統一
- **問題**: Arc<dyn NyashBox>のシェアリング戦略が不統一
- **具体的な誤実装**:
  - `channel_box.rs`: share_boxがclone_boxを呼んでいる（仮実装）
  - `plugin_box_legacy.rs`: 同様の誤実装
- **正しいセマンティクス**:
  - `clone_box`: 新しいインスタンス生成（深いコピー、新しいID）
  - `share_box`: 同じインスタンスへの参照共有（同じID、Arc参照）
- **影響**: メモリ効率・パフォーマンス・セマンティクスの一貫性
- **修正範囲**: 全Box型の実装確認と統一（Phase 9.78fで対応）

---

## 💡 統合Box管理システム設計案

### 🎯 **深く考えた結果: BoxFactory統一アーキテクチャ**

```rust
// 統合BoxFactoryトレイト
pub trait BoxFactory {
    fn create_box(&self, name: &str, args: &[Box<dyn NyashBox>]) -> Result<Box<dyn NyashBox>, RuntimeError>;
    fn is_available(&self) -> bool;
    fn box_types(&self) -> Vec<&str>;
}

// 実装例
struct BuiltinBoxFactory;     // StringBox, IntegerBox等
struct UserBoxFactory;        // InstanceBox経由
struct PluginBoxFactory;      // BID/FFI経由

// 統合レジストリ
struct UnifiedBoxRegistry {
    factories: Vec<Box<dyn BoxFactory>>,
}
```

### 📊 **利点**
1. **統一インターフェース**: `new StringBox()`も`new MyBox()`も同じ処理フロー
2. **条件付きコンパイル簡単**:
   ```rust
   #[cfg(not(target_arch = "wasm32"))]
   registry.add_factory(Box::new(PluginBoxFactory));
   ```
3. **優先順位制御**: ビルトイン→ユーザー定義→プラグインの順で検索
4. **エラーハンドリング統一**: すべて同じエラー型で処理

### 🚀 **実装ステップ**
1. BoxFactoryトレイト定義
2. 各種Factory実装（Builtin/User/Plugin）
3. UnifiedBoxRegistry実装
4. objects.rsのcreate_object統合
5. WASM向けfeature分岐追加

---

## 🎉 本日の成果: FileBox v2完全動作！

### 📍 達成事項
1. **✅ TLVエンコーディング修正**
   - プラグインが期待する正確な形式に修正
   - Header: version(2) + argc(2)
   - Entry: tag(1) + reserved(1) + size(2) + data

2. **✅ 重複実装削除**
   - method_dispatch.rs削除（-494行）
   - calls.rsが実際の実装

3. **✅ FileBox全機能テスト成功**
   - open/read/write/close全て正常動作
   - 実ファイルI/O確認済み

### 🔥 重要な教訓
**「深く考える」の重要性**
- コードフローを正確に追跡
- 推測でなく実際の実行パスを確認
- レガシーコードを放置しない

---

## 📋 技術メモ

### wasmtime使用箇所
```
src/backend/wasm/mod.rs
src/backend/wasm/host.rs
src/backend/wasm/runtime.rs
src/backend/aot/compiler.rs
src/backend/aot/mod.rs
src/backend/aot/executable.rs
src/backend/aot/config.rs
```

### ビルド時間計測コマンド
```bash
time cargo clean && time cargo build --release -j32
```

### プロジェクトサイズ調査結果 🆕
- **実際のプロジェクトサイズ**: 約3GB（3.3MBは誤解）
- **内訳**:
  - `target/`: 1.3GB（ビルド生成物）
  - `development/`: 1.2GB（開発ファイル）
  - `src/`: 2.2MB（実際のソースコード）
- **削除可能**: 約2.3GB（target関連）

---

**最終更新**: 2025年8月19日  
**次回: 統合Box管理システムで革命を！**