# ChatGPT5 初期分析 - MIR引数配線問題の特定 ## 分析内容(ChatGPT5より) ### 問題の核心 Registryの緩和: f64署名に対してi64実引数を許容(i64→f64コアーションOK)。 - native_f64=1時は、署名一致でmath.*のf64スタブへ薄接続(JIT内でf64を積んで型付き呼出し)。 - allow観測サンプルを追加: - 浮動小数: examples/jit_hostcall_math_sin_allow_float.nyash - 整数→f64強制: examples/jit_hostcall_math_sin_allow_int_coerce.nyash - ただし現状のMIR経路だと、math.* のBoxCallに引数が載っておらず、両方ともsig_mismatchになる可能性が高いことを今回のログが示しています。 ### 次の一手(おすすめ) - 本丸: MIRでのBoxCall引数配線(MathBox系) - MIR Builder/Compilerのメソッド呼出しで、receiverとは別にcall引数が I::BoxCall { args: [...] } に正しく入るよう修正 - これが入れば、今回のRegistry/Lowerの署名判定がそのまま活き、allow(sig_ok)→native_f64でJIT実行まで通ります - 代替(デバッグ強化のみ) - 署名チェックイベントに argc_observed を入れて観測性を上げる(どの時点で0になっているかの特定を容易に) このままMIR側の修正に入ってよければ、該当箇所を特定して最小差分でBoxCallのargsを正しく生成するパッチを出しますか?それとも先にイベントの詳細(argc_observed)を足して、手元ログの粒度を上げますか? ## 分析の鋭さ 1. **問題を一撃で特定** - 「MIR経路でmath.*のBoxCallに引数が載っていない」 - これがすべての症状(sig_mismatch)の根本原因 2. **解決策の明確さ** - MIR Builder/Compilerの修正が本丸 - 引数配線さえ直せば、既存のRegistry/Lowerがそのまま活きる 3. **観測可能性への配慮** - argc_observedによるデバッグ強化も提案 - 問題の可視化を重視 この初期分析が、その後の俯瞰AI→実装AIの完璧な連携の起点となった。