# 📝 論文執筆ロードマップ - 何から書けばいいか ## 🎯 今すぐ書けるセクション(データ不要) ### 1. **Introduction(序論)** ← ここから始めるのがオススメ! - 背景:なぜ新言語開発は時間がかかるのか - 動機:高速プロトタイピングの必要性 - 貢献:1ヶ月で何を達成したか(事実ベース) ### 2. **Design Philosophy(設計理念)** - Everything is Boxの説明 - なぜこの設計が開発速度に寄与したか - 実装の簡潔さへの影響 ### 3. **Timeline(開発記録)の詳細化** - 各日の具体的な作業内容 - 決定的な判断ポイント - AI協調開発の実態 ## 📊 データが必要なセクション(後回し) ### 4. **Evaluation(評価)** - ベンチマーク結果 → StatsBox実装後 - 等価性検証 → テスト作成後 - コード規模比較 → 他言語調査後 ### 5. **Related Work(関連研究)** - 他の高速言語開発事例の調査 - 統一実行モデルの先行研究 - 比較表の作成 ## 🚀 推奨執筆順序 ``` 1. Introduction(1-2ページ) ↓ モチベーションを明確化 2. Timeline詳細化(2-3ページ) ↓ 実績を具体化 3. Design Philosophy(2-3ページ) ↓ なぜ成功したかを説明 4. StatsBox実装 ↓ データ収集 5. Evaluation執筆(3-4ページ) ↓ 実証的裏付け 6. Related Work(1-2ページ) ↓ 位置づけを明確化 7. Conclusion(1ページ) ``` ## ✍️ 今すぐできるアクション ### Option A: Introduction執筆開始 ```markdown # 1. Introduction プログラミング言語の開発は、伝統的に年単位のプロジェクトとして認識されてきた。 新しい言語のインタープリター実装だけでも数ヶ月を要し、 JITコンパイラやネイティブコード生成機能の追加には更に数年かかることも珍しくない。 本研究では、この常識を覆す事例を報告する。 我々は新言語「Nyash」を、仕様策定から1ヶ月間という極めて短期間で、 インタープリター、VM、JIT、AOT、ネイティブ実行ファイル生成まで 完全な言語処理系として実装することに成功した。 この驚異的な開発速度は...(続く) ``` ### Option B: Timeline詳細化 各日の作業内容をより具体的に記述し、 重要な技術的判断やブレークスルーの瞬間を記録 ### Option C: AI協調開発セクション追加 Claude/ChatGPT5との具体的なやり取りと、 それがどう開発速度に寄与したかを分析 ## 💡 執筆のコツ - **事実ベース**で書く(1ヶ月、4,000行、13.5倍高速化) - **ストーリー性**を持たせる(困難→解決→成功) - **再現可能性**を意識する(他の人も同じアプローチで成功できるか)