docs: add MIR13 mode doc and set PHI-off as default; bridge lowering split (if/loop/try); llvmlite resolver stabilization; curated runner default PHI-off; refresh CURRENT_TASK.md

docs/development/current/self_current_task/00-Overview.md

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+# Self Current Task — Overview (main)
+
+目的
+- main ブランチで Core‑13（MIR13）前提の制御フローを整備し、LLVM/Cranelift(EXE)/VM に綺麗に降ろす土台を完成させる。
+- 箱言語の既存命令セット（Branch/Jump/Phi 他）を活かし、continue/break を新命令なしで表現する。
+
+前提と指針
+- MIR13 前提（純化モードを含む）。
+- ループは canonical 形（preheader → header → body → latch → header、exit は単一）。
+- continue/break は分岐のみで表現（continue→ヘッダ/ラッチ、break→単一 exit）。
+- Verifier（支配関係/SSA）緑を最優先。post‑terminated 後の emit 禁止、合流点を明確化。
+
+スコープ外
+- 新規 MIR 命令の追加。
+- try/finally と continue/break の相互作用（次段）。
+

docs/development/current/self_current_task/10-Now.md

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+# Self Current Task — Now (main)
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+2025‑09‑08：現状と直近タスク（selfhosting）
+
+## 🔴 重要：ループビルダーのバグ発見（詳細調査完了）
+
+### 問題詳細
+- **症状**: dep_tree_min_string.nyashがVM実行でエラー `Invalid value: Value %57 not set`
+- **発生箇所**: `loop(i + m <= n) { if ... { return 1 } i = i + 1 }`のような構造
+
+### 根本原因（深掘り調査結果）
+- **ループビルダーの致命的欠陥**: `build_statement`が親ビルダーに単純委譲するだけ
+  ```rust
+  // src/mir/loop_builder.rs:397-399
+  fn build_statement(&mut self, stmt: ASTNode) -> Result<ValueId, String> {
+      self.parent_builder.build_expression(stmt)  // スコープ管理が失われる！
+  }
+  ```
+- **block_var_mapsの不完全性**: preheaderとlatchの2箇所しか保存しない
+  - ループ内if文で生成される中間ブロックの変数状態が保存されない
+  - 結果として変数の最終値が追跡できない
+
+### 🎯 「箱を下に積む」解決策
+Nyashの開発哲学「Everything is Box」に従い、スコープも箱化する：
+
+1. **ScopeBox構造の導入**
+   ```rust
+   struct ScopeBox {
+       block_id: BasicBlockId,
+       variables: HashMap<String, ValueId>,
+       parent: Option<Box<ScopeBox>>,  // 親スコープへの参照
+   }
+   ```
+
+2. **全BasicBlockで変数スナップショットを保存**
+   - ブロック遷移時に自動的に変数状態を箱として保存
+   - 階層的な変数解決（現在の箱→親の箱→...）
+
+3. **最小限の修正案**
+   - `build_statement`でブロック遷移を検出し、変数マップを保存
+   - phi node作成時に適切な箱から値を取得
+
+## 進捗
+- MIR ビルダー（self_main）へ Loop CFG/continue/break を移植（単一 exit + 単一 backedge、post‑terminated 禁止）。
+- dep_tree（string最小版）の実装完了も、上記バグにより実行不可。
+
+## 直近タスク（優先度順）
+1. **🔥 ループビルダーのバグ修正**（ブロッカー）
+   - **推奨案**: 「箱を下に積む」アプローチで最小限の修正
+     - `build_statement`を改修してブロック遷移検出
+     - 各ブロックの変数状態を自動的に箱として保存
+     - 実装工数: 中程度（既存構造を活用）
+   - 代替案A: ループビルダーの根本的な再設計（工数大）
+   - 代替案B: 一時的なワークアラウンド（dep_tree_min_string.nyashの書き換え）
+2. dep-tree 深さ1（直下 include）を children に反映（行ベースの素朴抽出、`//`/`#` 行コメントスキップ）。
+3. `make dep-tree` 結果の JSON 形を確認（先頭 `{`、必須キー、children のリーフが path のみ）。
+4. その後、深さ2→任意深さ（max-depth=64、visited）を段階的に解禁。
+
+代表コマンド
+- ビルド: `cargo build --release`
+- 最小 dep-tree: `./target/release/nyash --backend vm apps/selfhost/tools/dep_tree_min_string.nyash`
+- 生成: `make dep-tree`（`tmp/deps.json`）

docs/development/current/self_current_task/20-Decisions.md

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+# Self Current Task — Decisions (main)
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+2025‑09‑08
+- ループ制御は既存命令（Branch/Jump/Phi）で表現し、新命令は導入しない。
+- Builder に loop_ctx（{head, exit}）を導入し、continue/break を分岐で降ろす。
+- Verifier の支配関係/SSA を崩さないよう、単一 exit と post‑terminated 後の emit 禁止を徹底。
+- VInvoke（vector 経路）の戻り値は、短期は「既知メソッドの整数返り」を特例扱いで保持し、
+  中期は nyash.toml の戻り型ヒント or NyRT シムの期待フラグで正道化。
+

docs/development/current/self_current_task/30-Backlog.md

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+# Self Current Task — Backlog (main)
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+短期
+- continue/break 降ろしの実装と単体/統合テストの追加。
+- Verifier の支配関係/SSA の確認強化（ループ exit 合流の一意性チェック）。
+- LLVM/Cranelift EXE スモーク（単純/ネスト/継続/脱出）。
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+中期
+- VInvoke（vector）戻り型の正道化（トムル記述 or NyRT 期待フラグ）。
+- ループ式として値を返す仕様が必要になった場合の設計（現状不要）。
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+周辺
+- selfhosting-dev への取り込みと Ny ツールでの continue/break 使用解禁。
+- docs 更新（言語ガイドに continue/break の記法・制約を明記）。
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