@ -1,955 +0,0 @@
# Restart Notes — Ny Syntax Alignment (2025‑ ‑
目的
- Self‑ （ ）
Ny 構文（実装時の基準）
- 1行1文／
- break / continue を使わない（関数早期 return、番兵条件、if 包みで置換）。
- else は直前の閉じ波括弧と同一行（`} else {` }）。
- 文字列の `"` と `\` は確実にエスケープ。
- 反復は `loop(条件) { …; インクリメント }` を基本とし、必要に応じて「関数早期 return」型で早期脱出。
短期タスク（
1) include のみ依存木（
- `apps/selfhost/tools/dep_tree_min_string.nyash`
- FileBox/PathBox + 文字走査のみで JSON 構築（配列/マップに頼らない）
- `make dep-tree` で `tmp/deps.json` を出力
2) using/module 対応は次段（構文・優先順位をユーザーと再すり合わせ後）
- 優先: `module > 相対 > using-path` 、曖昧=エラー、STRICT ゲート（要相談）
3) ブリッジ Stage 1 は保留
- `NYASH_DEPS_JSON=<path>` 読み込み（ ） （
備考
- Cranelift 側の作業は別ブランチで継続。Self‑
- 構文の最終合意後、using/module 版（配列/マップ最小 API）
## Grammar Sync — Phase 12.7 合わせ（現状と方針）
参照ドキュメント（一次ソース）
- Phase 12.7 統合: `docs/development/roadmap/phases/phase-12.7/README.md`
- Grammar 最終決定: `docs/development/roadmap/phases/phase-12.7/grammar-specs/grammar-reform-final-decision.txt`
- Grammar 技術仕様: `docs/development/roadmap/phases/phase-12.7/grammar-specs/grammar-technical-spec.txt`
- 実装チェックリスト: `docs/development/roadmap/phases/phase-12.7/implementation/implementation-final-checklist.txt`
- ANCP Token Spec (参照): `docs/development/roadmap/phases/phase-12.7/ancp-specs/ANCP-Token-Specification-v1.md`
実装状況（
- OK: `peek` （ ） `continue` 、`birth` 統一、`fn{}` ラムダ（ ） （ `|>` , `?.` , `??` , `+=/-=/*=/=` , `..` ）ゲート済。
- OK: `Parent::method` 用 `::` トークン＋ `Parent::method(args)` 解析（ ）
- OK: フィールド宣言 `name: Type` を受理（
- 差分（非致命）:
- import 未実装（現状は `using` のみ Phase0: `nyashstd` 制限）。
- `public name: Type` の単行は未対応（`public { ... }` ブロックは対応）。
- レガシー `>>` （ ） （
- Tokenizer に `fn` の重複割り当て（`FN` /`FUNCTION` ）が存在（動作は壊していないが整理対象）。
合意に向けた軽微タスク（ ‑
- T1: `public name: Type` 単行を Box 内で受理（`public { ... }` は後方互換維持）。
- T2: `import` を追加（現状 `using` と並行運用、Phase0は読み取りのみ／ ）
- T3: 12.7 厳格モードゲート（例: `NYASH_STRICT_12_7=1` ）
- `>>` を無効化（パーサ拒否 or トークナイズ抑止）。
- 追加キーワード群（ ） （ ）
- T4: Tokenizer の `fn` 重複を解消（`FN` を正とし `FUNCTION` 二重割り当てを削除）。
受け入れ基準（ ）
- sugar_level=none/basic の双方でスモークが通る。
- `peek` else 未指定時に適切なエラー（現状維持）。
- `public name: Type` が Box 内でフィールドとして扱われる（ ）
- 厳格モードで `>>` が受理されない／互換モードでは現状維持。
検証コマンド（例）
- `NYASH_SYNTAX_SUGAR_LEVEL=none cargo test -p nyash_self_main -- tests::sugar_basic_test -- --nocapture` （ ）
- `NYASH_SYNTAX_SUGAR_LEVEL=basic cargo test -p nyash_self_main -- tests::sugar_pipeline_test -- --nocapture`
- `NYASH_STRICT_12_7=1 ./target/release/nyash --backend vm apps/smokes/grammar/peek_basic.nyash` （ `>>` を含むコードが拒否される）
## Bitwise/Shift — main 取り込みと現状
- origin/main でビット演算（& , |, ^, << , >>）が Grammar/Tokenizer/AST/MIR に統合済み。レガシー `>>` ARROW は撤退。
- 追加テスト（ ） ：
- `src/tests/parser_bitops_test.rs` （代表式 `1 + 2 << 3 & 7` の構文）
- `src/tests/vm_bitops_test.rs` （ `(5&3)+(5|2)+(5^1)+(1<<5)+(32>>3) == 48` 、`1<<100` マスク確認）
- 確認結果（ローカル）：
- MIR バックエンドは 48 で合格（ ）
- VM バックエンドは現状 `Unsupported integer operation: BitAnd` （
取り込み計画（
1) ローカル変更を一時退避（ ） `origin/main` をマージ。
2) コンフリクト解消：`src/jit/lower/builder/cranelift.rs` は main 側の更新（ ）
3) 検証： ）
4) 次段： （ `rhs&63` マスク）を実装→テスト有効化。
5) LLVM/E2E： `apps/tests/ny-llvm-bitops/` を有効化（ ）
実行メモ（代表）
- MIR スモーク: `printf "return (5 & 3) + (5 | 2) + (5 ^ 1) + (1 << 5) + (32 >> 3)\n" > tmp/bitops_smoke.nyash && ./target/debug/nyash --backend mir tmp/bitops_smoke.nyash` → `Result: 48`
- VM は現状未対応（実装後に同式で確認）。
TODO（ ）
- [ ] origin/main を selfhosting-dev にマージ（
- [ ] MIR 経路のスモーク確認（ ）
- [ ] VM: i64 の `& | ^ << >>` 実装（`rhs&63` マスク）。
- [ ] tests: `vm_bitops_test.rs` を有効化（
- [ ] docs: ARROW(>>) 撤退と `|>` への一本化を明記。
## Self‑ ‑ （ ）
スコープ（
- Nyのみ（ ）
- using/module/import は次段。Runner は `NYASH_DEPS_JSON` をログ読み込みのみ。
現状
- ツール: `apps/selfhost/tools/dep_tree_min_string.nyash` （ ）
- 出力: `make dep-tree` → `tmp/deps.json` （ `[tasks].dep_tree` で吸収）。
- 走査: コメント（`//` , `#` ）・文字列内の `include` を無視する状態機械を導入（誤検出抑制）。
- サンプル: `apps/selfhost/smokes/dep_smoke_root.nyash` （子: `dep_smoke_child.nyash` ）。
出力仕様・受け入れ基準: docs/development/current/selfhost/dep_tree_min_string.md に移設（ ）
残タスク（
- P0-2: スモーク（循環あり/なし）と合わせて確認（追加済み）。
- P0-3: docs への移設（完了）。
任意（ ）
- stderr固定の徹底（ ）
- ルートパスの正規化（`.` ,`..` の整理）と最大深さ/件数の安全弁（オプション）。
検証（代表）
- `echo apps/selfhost/smokes/dep_smoke_root.nyash | ./target/release/nyash --backend vm apps/selfhost/tools/dep_tree_min_string.nyash`
- `echo apps/selfhost/smokes/dep_smoke_cycle_a.nyash | ./target/release/nyash --backend vm apps/selfhost/tools/dep_tree_min_string.nyash`
- `make dep-tree` （
# Quick Plan — Self‑
- Goals: Ny-only dependency tree (include → later using/module), JSON out; simple file-bridge to existing MIR→VM→AOT without tight coupling.
- Deliverables:
- Minimal tool: `apps/selfhost/tools/dep_tree_min_string.nyash` (include-only, recursion via FileBox/PathBox, no Array/Map)
- Full tool: `apps/selfhost/tools/dep_tree_simple.nyash` (include + using/module, strict/explicit resolution)
- Task/Make: `nyash.toml [tasks].dep_tree` and `make dep-tree` (outputs `tmp/deps.json` )
- Bridge Stage 1: Runner reads `NYASH_DEPS_JSON=<path>` and logs (no behavior change)
- Order:
1) Finish include-only tool to completion (Ny-only, strict 1‑
2) Harden full tool (using/module, module > relative > using-path, ambiguous=error, STRICT gate)
3) Add Runner hook for `NYASH_DEPS_JSON` (log only)
- Quick run:
- `make dep-tree` → writes `tmp/deps.json`
- `./target/release/nyash --run-task dep_tree`
# CURRENT TASK (Compact) — Phase 15 / Self-Hosting（
このドキュメントは「いま何をすれば良いか」を最小で共有するためのコンパクト版です。詳細は git 履歴と `docs/` （ ）
— 最終更新: 2025‑ ‑ ‑
【Quick Update — LLVM Core‑
現状
- ビルド環境は LLVM 18 検出済み（`LLVM_SYS_180_PREFIX=/usr/lib/llvm-18` ）。
- 代表的なビルドエラーは次の3点に収束。
1) Opaque Pointer 由来: `PointerType::get_element_type()` 不在 → i8* 判別経路をヒューリスティックに簡素化。
2) IntegerBox API: `.value()` 誤用 → `.value` に修正（フィールド参照）。
3) BinaryOp 網羅: BitAnd/BitOr/BitXor/Shl/Shr 未対応 → いったん `_ => todo!()` で回避。
対応済み
- `src/backend/llvm/compiler.rs`
- `env.box.new` の opaque 対応（ `nyash.box.from_i8_string` を呼ぶ単純化）。
- `.value()` →`.value` を修正（ ）
- 末尾 mock BinOp に `_ => todo!()` を追加。
残タスク（ ）
- `env.box.new` （ （
- BinOp 未網羅の match 箇所をもう1か所整理（ `_ => todo!()` か軽実装）。
- 再ビルド通過後、代表スモークの一致確認。
代表スモーク
- ビルド: `LLVM_SYS_180_PREFIX=$(llvm-config-18 --prefix) cargo build --release --features llvm`
- 実行: `tools/build_llvm.sh apps/tests/mir-compare-multi/main.nyash -o app && ./app`
- 受け入れ: VM と同一の戻り値（ ‑ `NYASH_MIR_CORE13=1` 既定ON）
メモ
- 作業ディレクトリ: `/mnt/c/git/nyash-project/nyash_llvm` （ `llvm-dev` ）
- 次の commit で P0 を締め、P1（
【Phase 17.1 — LLVM Core‑ （ ）
目的
- Core‑
作業環境
- worktree: /mnt/c/git/nyash-project/nyash_llvm （
- LLVM 18 前提: `LLVM_SYS_180_PREFIX=$(llvm-config-18 --prefix)`
短期タスク（ ）
- Opaque Pointer 対応: Inkwell 0.6 + LLVM 18 に合わせ、`get_element_type()` 等を使用しない降ろしに修正。
- `env.box.new` の引数ハンドリングをヒューリスティックに単純化（ `nyash.box.from_i8_string` ）
- IntegerBox API 整合: `.value()` → `.value` に是正（フィールド参照）。
- BinaryOp の網羅性: `BitAnd/BitOr/BitXor/Shl/Shr` 未対応を `_ => todo!()` で一旦回避（代表スモーク優先）。
検証（ ）
- ビルド: `LLVM_SYS_180_PREFIX=$(llvm-config-18 --prefix) cargo build --release --features llvm`
- 代表スモーク: `tools/build_llvm.sh apps/tests/mir-compare-multi/main.nyash -o app && ./app` （ ）
後続（ ）
- ビット演算/シフトの実装と検証（
- AOT 実行の戻り値と型変換経路の整理（ ）
【ハンドオフ（ ‑ ‑ ） ／
概要
- 目的: AOT/JIT‑ `StringBox.length/len` が 0 になる不具合の是正（ `nyash.string.len_h` → `nyash.any.length_h` ）。
- 結果: 当該不具合は修正・確認完了（ ） ／ ／ ／
【Phase 15.17 追記 — Core‑
概要
- Core‑ `NYASH_MIR_CORE13_PURE=1`
- Builder 段: `new` →`ExternCall(env.box.new, [type, …args])` を直接生成（`NewBox/birth` 非生成）
- Unary(− `Const+BinOp/Compare` ）
- WeakRef(weak_new/load): 純化ONでは生成回避（ ）
- Optimizer 安全網: Load/Store→`env.local.get/set` 変換、最終MIRで13命令以外はエラー
- 実行系:
- VM: `env.local.get/set` と `env.box.new` を実装（
- LLVM AOT: `env.local.get/set` の Lowering と `env.box.new` shim を追加
- NyRT 追加: `nyash.env.box.new` / `nyash.env.box.new_i64x` (最大4引数)
- NyRT 追加: `nyash.box.from_i8_string` （ ） `nyash.box.from_f64` （ ）
- Lowering: 引数を i64 ハンドルに正規化（ ）
- Cranelift （スケルトン）: `env.local.get/set` / `env.box.new` を実行ループに最小実装（ ）
検証
- `cargo test` : 206 passed / 0 failed / 24 ignored（ ）
- 純化ON（ `src/tests/mir_pure_envbox.rs` 追加で `env.box.new` 生成を検証
実装（済）
- LowerCore: 二段フォールバック実装を追加（
- `emit_len_with_fallback_param` /`_local_handle` /`_literal`
- `core.rs` の `len/length` で二段フォールバックを使用。結果をローカルスロットへ保存（
- BoxCall 共通（ ）
- StringBox の `len/length` を最優先で処理（ ）
- リテラル `new StringBox("...")` → `length` は即値畳み込み（
- Hostcall registry 追補: `nyash.string.len_h` を ReadOnly 登録 + 署名 `(Handle)->I64` 追加。
- JIT ブリッジ: `extern_thunks.rs` に `nyash_string_len_h` を追加、`cranelift` ビルダーに `SYM_STRING_LEN_H` を登録。
- ポリシー: `StringBox.length/len` マッピングを `nyash.any.length_h` → `nyash.string.len_h` に是正。
- デッドコード整理: 旧 `lower_boxcall_simple_reads` を削除（
- ツール/スモーク: `tools/aot_smoke_cranelift.sh` 追加、`apps/smokes/jit_aot_string_length_smoke.nyash` 追加。
— 15.17 追加 実装（済）
- Core‑ `NYASH_MIR_CORE13_PURE=1` （
- VM: `env.local.get/set` , `env.box.new` を実装
- LLVM AOT: `env.box.new` shim（ ）
- Cranelift: ExternCall の最小実装（ ） （ ）
- テスト: `src/tests/mir_pure_envbox.rs` 追加（純化 new→env.box.new の生成確認）
- テスト: `src/tests/mir_pure_e2e_vm.rs` 追加（ ）
- テスト: `src/tests/mir_pure_locals_normalized.rs` 追加（
- テスト: `src/tests/mir_pure_llvm_build.rs` 追加（ ）
- テスト: `src/tests/mir_pure_e2e_arith.rs` 追加（ × ）
- テスト: `src/tests/mir_pure_e2e_branch.rs` 追加（ × ）
- テスト: `src/tests/mir_pure_only_core13.rs` 追加（ ）
- CI: Core‑ `.github/workflows/core13-pure-llvm.yml` ） `--features llvm` で純化ONテストを実行。
- CI: Core‑ `.github/workflows/core13-pure.yml` ）。`NYASH_MIR_CORE13_PURE=1 cargo test --all-targets` を実行。
確認状況（最終）
- `apps/smokes/jit_aot_string_min.nyash` （ ） `Result: 1` （ ）
- `apps/smokes/jit_aot_string_length_smoke.nyash` : AOT .o 生成/リンク・実行とも良好（稀発の segfault 調査は「低優先」に移行）。
- `apps/smokes/jit_aot_any_len_string.nyash` : AOT で `Result` が期待値（
- 備考: JIT 直実行の既知の不安定性は、JIT 実行封印に伴い調査終了とする（アーカイブ扱い）。
残課題（方針更新後）
P0: 実行モード整理（
- ランタイム実行は「Interpreter／ ／
P1: AOT 安定化（低頻度 segfault の追跡：低優先）
- 稀な DT_TEXTREL 警告・segfault は PIE/LTO/relro/TLS/extern 登録順の再確認を残課題として維持（優先度は下げる）。
P2: リファクタ（ ） （ ）
- Hostcall シンボル `SYM_*` 統一、`core/string_len.rs` への集約、観測フックの整理は継続。JIT 実行依存の観測は停め、VM/AOT 観測を優先。
P3: Core‑
- Cranelift AOT: 実オブジェクト出力で `env.local/env.box` のシンボル連携（現状は実行スケルトンのみ）
- LLVM AOT: `env.box.new_i64x` の引数拡張（>4, TLV支援） （
- Builder 純化の徹底: Load/Store/WeakRef を完全非生成（全経路点検）
- E2E 純化スモーク: `apps/smokes_pure13/` を追加（
- CI: 純化ON ジョブを常時実行（ ）
進捗（ ‑ ‑
- ops_ext: StringBox.len/length の結果を必ずローカルに保存するよう修正（
- 対象: param/local/literal/handle.of 各経路。`dst` があれば `local_index` に slot を割当てて `store_local_i64` 。
- デバッグ計測を追加
- JIT Lower 追跡: `NYASH_JIT_TRACE_LOWER=1` （ ／ ／
- Return 追跡: `NYASH_JIT_TRACE_RET=1` （
- ローカルslot I/O: `NYASH_JIT_TRACE_LOCAL=1` （ `store/load idx=<N>` を吐く）
- String.len_h 実行: `NYASH_JIT_TRACE_LEN=1` （
- 再現確認
- `apps/smokes/jit_aot_any_len_string.nyash` は依然 Result: 0（ ）
- 追跡ログ（要 `NYASH_JIT_TRACE_LOWER=1 NYASH_JIT_TRACE_RET=1 NYASH_JIT_TRACE_LOCAL=1` ）
- `BoxCall ... method=length handled=true box_type=Some("StringBox") dst?=true`
- ローカル slot の流れ: `idx=0` recv(handle) → `idx=1` string_len → `idx=2` any_len → `idx=3` cond → select → `idx=4` dst 保存 → Return で `load idx=4`
- つまり lowering/Return/ローカル材化は正しく配線されている。
JIT 直実行に関する未解決点（ `docs/development/current/` へ復元して再開する。
暫定変更（フォールバック強化）
- `ops_ext` の StringBox.len で「リテラル復元（
- JIT-AOT 経路で文字列リテラルの length は常に即値化（
- ただし今回のケースでは local 経路が発火しており、まだ 0 のまま（
未解決/次アクション（デバッグ指針）
- [ ] `nyash.string.len_h` が実際にどの関数へリンクされているかを確認
- Cranelift JIT: `src/jit/lower/builder/cranelift.rs` の `builder.symbol(...)` 群は設定済みだが、実行時に thunk 側の `eprintln` が出ない。
- 追加案: `emit_host_call` で宣言した `func_id` と `builder.symbol` 登録可否の整合をダンプ（シンボル直列化や missing import の検知）。
- [ ] `extern_thunks::nyash_string_len_h` へ確実に到達させるため、一時的に `emit_len_with_fallback_*` で `SYM_STRING_LEN_H` を文字列リテラル直書きではなく定数経由に統一。
- [ ] `nyash.string.from_u64x2` の呼び出し可否を同様にトレース（`NYASH_JIT_TRACE_LOCAL=1` の直後に `NYASH_JIT_TRACE_LEN=1` が見えるか）
- [ ] ワークアラウンド検証: `NYASH_JIT_HOST_BRIDGE=1` 強制でも 0 → host-bridge 経路の呼び出しが発火していない可能性。bridge シンボル登録も再確認。
メモ/所見
- lowering と Return 材化（ ）
- AOT .o の生成は成功。segv は今回は再現せず。
実行コマンド（デバッグ用）
- `NYASH_JIT_TRACE_LOWER=1 NYASH_JIT_TRACE_RET=1 NYASH_JIT_TRACE_LOCAL=1 NYASH_AOT_OBJECT_OUT=target/aot_objects/test_len_any.o ./target/release/nyash --jit-direct apps/smokes/jit_aot_any_len_string.nyash`
- 追加で thunk 到達確認: `NYASH_JIT_TRACE_LEN=1 ...` （現状は無出力＝未到達の可能性）
Phase A 進捗（実施済）
- A‑
【ハンドオフ（ ‑ ‑ ） （ × ）
目的
- 以前は Windows exe で egui ウィンドウ表示を確認できていたが、現状で再現が不安定な報告あり。Cranelift/LLVM と OS 組み合わせ別に手順と期待結果を明文化し、再現性を担保する。
前提・重要ポイント
- プラグイン版 EguiBox は Windows 専用で実ウィンドウ分岐（`#[cfg(all(windows, feature = "with-egui"))]` ） `run()` はスタブ（ ） （
- Windows でウィンドウ表示を行うには、`nyash-egui-plugin` を `--features with-egui` でビルドし、`nyash.toml` の `plugin_paths` （または `NYASH_PLUGIN_PATHS` ）に DLL のパスが解決できること。
- Linux でウィンドウ表示を確認したい場合は「Rust 例（ ） （ `--features gui` でビルドし、専用 Nyash スクリプトを使用）」を利用する。
テストマトリクス（手順と期待結果）
1) Windows × （
- 準備: `cargo build --release --features cranelift-jit`
- プラグイン: `cargo build -p nyash-egui-plugin --release --features with-egui`
- 実行（ `powershell -ExecutionPolicy Bypass -File tools\egui_win_smoke.ps1`
- 期待: Egui ウィンドウが表示される（アプリ終了までブロッキング）。
2) Windows × （
- LLVM 準備: `tools\windows\ensure-llvm18.ps1 -SetPermanent`
- プラグイン: `cargo build -p nyash-egui-plugin --release --features with-egui`
- Nyash 本体: `cargo build --release --features llvm`
- 直実行: ` .\target\release\nyash.exe --backend llvm apps\egui-hello\main.nyash`
- AOT EXE: `tools\build_llvm.ps1 apps\egui-hello\main.nyash -Out egui_hello.exe` → ` .\egui_hello.exe`
- 期待: どちらの経路でも Egui ウィンドウが表示される（ `plugin_paths` に解決可能であること）。
3) WSL × （
- 準備: `cargo build --release --features cranelift-jit`
- 実行: `./target/release/nyash --jit-direct apps/egui-hello/main.nyash`
- 期待: 実ウィンドウは出ない（プラグインの `run()` はスタブ） （ ）
- 備考: GUI 表示が必要な場合は Rust 例（`cargo run --features gui-examples --example gui_simple_notepad --release` ）を利用。
4) WSL × （
- 準備: `./tools/llvm_check_env.sh` → `LLVM_SYS_180_PREFIX=$(llvm-config-18 --prefix) cargo build --release --features llvm`
- 実行: `./target/release/nyash --backend llvm apps/egui-hello/main.nyash`
- 期待: 実ウィンドウは出ない（スタブ）。
- 備考: GUI 表示が必要な場合は Rust 例、もしくは nyash 本体を `--features gui` でビルドし、ビルトイン EguiBox 用の Nyash スクリプトを別途用意（要サンプル整備）。
診断スイッチ（共通）
- `NYASH_DEBUG_PLUGIN=1` : プラグインのロードパス/解決状況を表示
- `NYASH_CLI_VERBOSE=1` : プラグインホスト初期化やランタイムの詳細ログ
- Windows/プラグインの DLL 解決が怪しい場合は `NYASH_PLUGIN_PATHS` で DLL ディレクトリを明示（`;` 区切り）
既知の制約 / TODO
- Linux/WSL でプラグイン版 EguiBox の `run()` は現在スタブ（実ウィンドウなし）。将来的に `#[cfg(target_os = "linux")]` 分岐で eframe 実装を追加し、X11/Wayland でも表示可能にする。
- ビルトイン EguiBox（ `src/boxes/egui_box.rs` ）は `--features gui` でビルド時に有効。Nyash スクリプト側の API はプラグイン版と異なる（`setTitle/setSize/addText/run` ） （
- Windows AOT リンクは MSVC `link.exe` を既定（ ）
次アクション（引き継ぎ TODO）
- [ ] Windows: 4通りの実行（ ） `apps/egui-hello/main.nyash` のウィンドウ表示を再確認（`NYASH_DEBUG_PLUGIN=1` でログ採取）。
- [ ] WSL: Cranelift/LLVM の直実行は「スタブ終了」が期待値であることを README/ガイドに明記。GUI が必要なら Rust 例 or ビルトイン EguiBox 経路を案内。
- [ ] Linux 向けプラグイン `with-egui` 実装の導入可否を検討（`plugins/nyash-egui-plugin/src/lib.rs` の `winrun` と類似の `linrun` を追加）。
- [ ] ビルトイン EguiBox 用の Nyash サンプルを `apps/egui-builtin/` として追加し、`--features gui` での手順を `dev/selfhosting/` または `docs/` に追記。
- `nyash.handle.of` / `nyash.string.len_h` / `nyash.console.birth_h` を `SYM_*` に統一
- A‑
- `src/jit/lower/core/string_len.rs` 新設、`emit_len_with_fallback_*` を移設
- 呼び出し元はそのまま（挙動は不変）
- A‑
- string_len 内で `observe::lower_hostcall` を発火（ ）
- Cranelift/ObjectBuilder の `emit_host_call[_typed]` に `NYASH_JIT_TRACE_IMPORT=1` によるインポート解決ログを追加
観測結果（ ‑
- `NYASH_JIT_TRACE_IMPORT=1` で `nyash.string.len_h` / `nyash.any.length_h` の import 呼び出しを確認（
- それでも `NYASH_JIT_TRACE_LEN=1` の thunk 到達ログは出ず → 依然解決先に差異がある疑い（要継続調査）
■ 実行系の最終方針（
- ランタイム: Interpreter / VM
- 配布: Cranelift AOT (EXE) / LLVM AOT (EXE)
- JIT 直実行: 封印（ドキュメント上も「実験的/無効」へ集約）
■ 検証チェックリスト（更新）
- VM: `./target/release/nyash --backend vm apps/smokes/jit_aot_string_min.nyash` → Result:1
- AOT(Cranelift): `./tools/build_aot.sh apps/smokes/jit_aot_string_length_smoke.nyash -o app` → `./app` 実行 → 期待結果
- AOT(Windows one‑ `pwsh -File tools/windows/build_egui_aot.ps1 -Input apps/egui-hello-plugin/main.nyash -Out app_egui` → 画面表示
— Phase A（ ） （ ）
- A‑
- `"nyash.handle.of"` → `jit::extern::handles::SYM_HANDLE_OF`
- `"nyash.string.len_h"` → `jit::extern::collections::SYM_STRING_LEN_H`
- `"nyash.console.birth_h"` → 既存の定数へ（なければ `extern::...` に追加して使用）
- A‑
- 新規: `src/jit/lower/core/string_len.rs`
- 既存の `emit_len_with_fallback_{param,local,literal}` をこのモジュールへ抽出し、`core.rs` /`ops_ext.rs` から呼び出すだけにする（挙動は据え置き）。
- 目的: 重複と分岐のばらけを解消し、シンボル差し替えや観測フックを一点で行えるようにする。
※ Phase A は「振る舞いを変えない」ことを厳守する。
2) 診断イベントの追加（軽量）
- `emit_len_with_fallback_*` と `lower_box_call(len/length)` に `observe::lower_hostcall` を追加し、
Param/Local/リテラル/handle.of どの経路か、select の条件（ ） （ `NYASH_JIT_EVENTS=1` ）。
3) AOT segfault (稀発) の追跡（低優先）
- `tools/aot_smoke_cranelift.sh` 実行中に稀に segv（ `.o` 生成直後/リンク前後）。
- `nyash.string.from_u64x2` 載せ替えと DT_TEXTREL 警告が出るので、PIE/LTO/relro 周りと TLS/extern の登録順を確認。
4) 警告のノイズ低減（低優先）
- `core_hostcall.rs` の unreachable 警告（
- `jit/lower/*` の unused 変数/unused mut の警告。
影響ファイル（今回差分）
- `src/jit/lower/core.rs` （
- `src/jit/lower/core/ops_ext.rs` （
- `src/jit/hostcall_registry.rs` （ `nyash.string.len_h` 追補）
- ドキュメント: README(ja/en) の実行モード更新、ガイド（ ） ‑
- `src/jit/extern/collections.rs` （ `SYM_STRING_LEN_H` 追加）
- `src/jit/lower/extern_thunks.rs` （ `nyash_string_len_h` 追加）
- `src/jit/lower/builder/cranelift.rs` （ `SYM_STRING_LEN_H` のシンボル登録）
- `tools/aot_smoke_cranelift.sh` （新規）
- `apps/smokes/jit_aot_string_length_smoke.nyash` （新規）
再現/確認コマンド
- ビルド（ ） `cargo build --release --features cranelift-jit`
- JIT‑ （ ） `NYASH_AOT_OBJECT_OUT=target/aot_objects/test_len_any.o ./target/release/nyash --jit-direct apps/smokes/jit_aot_any_len_string.nyash`
- AOT 連結〜実行: `bash tools/aot_smoke_cranelift.sh apps/smokes/jit_aot_string_min.nyash app_str`
次アクション（引き継ぎ TODO）
- [ ] Return の後方走査材化を実装（
- [ ] `emit_len_with_fallback_*` / `lower_box_call(len/length)` にイベント出力を追加（選択分岐/経路ログ）。
- [ ] AOT segv の最小再現収集（ ） `nyrt` 側エクスポート/リンカフラグ点検。
- [ ] `NYASH_USE_PLUGIN_BUILTINS=1` 時の `length` も robust path を常に使用することを E2E で再確認。
- [ ] Cranelift AOT: `env.local/env.box` を実オブジェクト出力に反映（
- [ ] LLVM AOT: `nyash.env.box.new_i64x` の引数≥5およびTLV化の検討、引数型の復元精度UP
- [ ] Builder 純化の網羅化（
- [ ] 純化ON E2E スモーク（ ）
メモ
- `jit_aot_any_len_string.nyash` は `return s.length()` の Return 経路解決が決め手。材化を強化すれば `3` が期待値。
- 既存の Array/Map 経路・他の smokes は影響なし（
■ 進捗サマリ
- Phase 12 クローズアウト完了。言語糖衣（ ）
- Phase 15（ ）
- 設計/仕様ドキュメントとスモーク雛形を追加済み。
- 設計: `docs/design/backend-cranelift-aot-design.md`
- API案: `docs/design/cranelift-aot-box.md`
- LinkerBox: `docs/design/linker-box.md`
- スモーク仕様: `docs/tests/aot_smoke_cranelift.md`
- 雛形スクリプト: `tools/aot_smoke_cranelift.sh` , `tools/aot_smoke_cranelift.ps1`
- README にセルフホスト到達の道筋を明記（
【ハンドオフ（ ‑ ‑ ） ‑
概要（現象）
- 目標: JIT/JIT‑ `StringBox.length/len` が 3 を返すべき箇所で 0 になるケースを解消。
- 現状: Lower 中の早期 const‑ `length = 3` を確実に計算（[LOWER] early const‑ ） `ValueId(3)` が `known_i64=3` と認識される（[LOWER] Return known_i64?=true） （ ）
重要な観測（再現とログ）
- MIR ダンプ（ `call %box.method()` として表示）
0: `%1 = const "abc"`
1: `%2 = new StringBox(%1)`
2: `call %2.birth(%1)` // birth は通常 call（
3: `%3 = call %2.length()` // これも通常 call 表記（内部は BoxCall）
4: `ret %3`
- Lower ログ:
- `[LOWER] early const-fold StringBox.length = 3` が出る（ ‑
- `[LOWER] Return value=ValueId(3) known_i64?=true param?=false local?=true`
- それでも実行結果は `Result: 0`
- `nyash.jit.dbg_i64` （ ‑ ） （
今回入れた変更（実装済・該当ファイル）
- Return/材化の強化（
- `src/jit/lower/core_ops.rs` : `push_value_if_known_or_param` を「known_i64 最優先」に変更。
- `src/jit/lower/core.rs` の `I::Return` でも `known_i64` を最優先で積むように変更。
- Call/ArrayGet の戻り値の保存
- `src/jit/lower/core.rs` : `I::Call` 戻り値を dst が無い場合もスクラッチローカルへ保存（栈不整合の防止）。`I::ArrayGet` 戻り値も dst スロットへ保存。
- String.length/len の早期 const‑
- `src/jit/lower/core.rs` : BoxCall 入り口で `StringBox.literal` の length/len を即値化（最優先）。
- `src/jit/lower/core/ops_ext.rs` : 同様の const‑ （
- `src/jit/lower/core.rs` : lowering 前に `known_str` を事前シード、`string_box_literal` マップ（ ）
- トレース導線
- `src/jit/lower/core/string_len.rs` : 二段フォールバック（ ） （
- `src/jit/lower/builder/cranelift.rs` : ローカル slot の store/load トレース（`NYASH_JIT_TRACE_LOCAL=1` ）。
- `crates/nyrt/src/lib.rs` : AOT 側の `nyash.string.len_h` / `nyash.any.length_h` に `[AOT-LEN_H]` を追加。
- `src/jit/lower/extern_thunks.rs` : `nyash_string_from_u64x2` に `[JIT-STR_H]` を追加（ `nyash_handle_of` に `[JIT-HANDLE_OF]` を追加。
仮説（根本原因）
- const‑ `known_i64` から 3 を積むよう修正済みだが、compiled JIT 関数内での Return 材化導線（ ）
- ret_block/ジャンプ引数の材化不整合
- 後続命令でスタックが上書きされる経路
- birth の dst なし call で残留値が生じていた可能性（
次アクション（ ）
1) Return の後方走査材化（
- BoxCall/Call/Select/Const/Copy/Load に遡って、Return が値を確実に拾う材化パスを補強する。
- 既に known_i64 最優先化は実施済み。残りは ret_block 引数配線の最終確認（
2) 実行時の値トレース強化（短期）
- `emit_return` （ ） `v` を `nyash.jit.dbg_i64(299,v)` で確実に呼ぶ（ ）
- ret_block 入口パラメータの `return_` 直前でも `dbg_i64(300,param0)` 呼び出しを足し、どこで 0 になるかを確定する。
3) BoxCall(length/len) の早期 fold 命中率最終確認
- `NYASH_JIT_TRACE_LOWER=1` で `[LOWER] early const-fold ... = 3` が必ず出ることを確認。
- 既に出ているが、Return までの導線で 3 が 0 に化ける起点を 2) で特定する。
4) AOT/JIT‑
- `[AOT-LEN_H]` で AOT 側 len_h/any.length_h の handle 解決有無をログ化。JIT‑
再現/確認コマンド（更新）
- 早期 fold と Return 導線ログ:
- `NYASH_JIT_TRACE_LOWER=1 NYASH_JIT_TRACE_RET=1 NYASH_AOT_OBJECT_OUT=target/aot_objects/test_len_any.o ./target/release/nyash --jit-direct apps/smokes/jit_aot_any_len_string.nyash`
- ローカル slot 観測:
- `NYASH_JIT_TRACE_LOCAL=1 NYASH_AOT_OBJECT_OUT=... --jit-direct ...`
- AOT 側の handle 解決ログ:
- `NYASH_JIT_TRACE_LEN=1 bash tools/aot_smoke_cranelift.sh apps/smokes/jit_aot_string_min.nyash app_str`
補足メモ
- MirPrinter は BoxCall を `call %box.method()` と出力する仕様（今回は BoxCall 経路で const‑
- `call %2.birth(%1)` の戻り値残留に備え、I::Call の dst なし呼び出しでもスクラッチ保存して栈を消費するよう修正済み（回帰に注意）。
担当者への引き継ぎポイント
- まず 2) の dbg を CraneliftBuilder の ret 経路（ ） `v` /`param0` が 0 になる箇所を特定してください。
- 次に 1) の Return 後方走査材化を入れて、BoxCall/Select/Copy 等いずれの経路でも Return が安定して値を拾えるようにしてください。
- その後、smoke `apps/smokes/jit_aot_any_len_string.nyash` が `Result: 3` で通ることを確認し、const‑
【将来計画（バグ修正後）— JIT を exec 専用にし、VM 連携を段階的に廃止】
目的
- JIT は「コンパイル＋ （ ） （ ）
- 値の材化・ハンドル管理・hostcall を JIT 側で一貫させ、境界の不整合を根本から減らす。
ロードマップ（段階移行）
1) 実行モードの明確化（設定）
- 環境変数 `NYASH_JIT_MODE=exec|compile|off` を導入。
- 既存の `NYASH_JIT_STRICT` は非推奨化し、`MODE=compile` に集約。
2) JIT ABI の一本化
- `src/jit/lower/extern_thunks.rs` などから `with_legacy_vm_args` を撤去。
- `nyash_handle_of` を含む extern は「JIT引数/ハンドルのみ」を受け付ける設計に変更。
- ランタイム境界で `VMValue -> JitValue(Handle)` へのアダプタを用意。
3) レガシー撤去（ ）
- `crates/nyrt/src/lib.rs` の `nyash.string.len_h` /`nyash.any.length_h` から param-index フォールバックを削除。
- lowering の `-1` センチネルや VM 依存の fallback を廃止し、`handle.of` または既存ローカルハンドルに統一。
4) フォールバック方針（移行期間）
- 関数単位で `unsupported>0` の場合のみ VM にフォールバック。
- オプション `NYASH_JIT_TRAP_ON_FALLBACK=1` を追加し、移行時の漏れを検出可能に。
5) Return 導線の強化（本タスクの延長）
- Cranelift 生成の ret 経路に dbg を常設（ ）
- Return の後方走査材化を標準化し、const-fold/BoxCall/Select いずれでも Return が値を確実に拾うように。
6) ドキュメント/テスト更新
- README/CURRENT_TASK にモード説明と運用方針を追記。
- CI の smoke は `MODE=exec` を常態化し、compile-only はAOT出力/ベンチのみで使用。
影響範囲（主な修正ポイント）
- `src/jit/manager.rs` （モード/実行ポリシー）
- `src/jit/lower/extern_thunks.rs` （ ）
- `src/jit/lower/core.rs` / `src/jit/lower/core_ops.rs` （ ）
- `crates/nyrt/src/lib.rs` （ ）
- ドキュメント（ ）
ロールアウト/リスク
- フラグ駆動で段階的に切替（デフォルト `exec` ）。
- リスク: plugin経路/hostcall registry/ハンドルリーク。
- 緩和: `handles::begin_scope/end_scope_clear` によりハンドル回収を徹底、registryの検証を追加。
【本日更新】
- VM if/return 無限実行バグを修正（基本ブロック突入時に `should_return` /`next_block` をリセット）
- ArrayBox プラグイン生成失敗に対し、v2 ローダへパス解決フォールバック（`plugin_paths.search_paths` ）を追加し安定化。
- std/string の P0 関数を Ny 実装で追加（ ）
- 残課題: string_smoke で `fails` 累積の else 側に φ が入らず未定義値参照（
【ハンドオフ（ ‑ ‑ ） ‑
- 変更サマリ
- nyrt: AOT 連携の dotted 名を追加（ ）
- `nyash.map.{size_h,get_h,get_hh,set_h,has_h}`
- `nyash.string.{len_h,charCodeAt_h,concat_hh,eq_hh,lt_hh}` / `nyash.any.{length_h,is_empty_h}`
- NewBox/文字列: `nyash.instance.birth_name_u64x2` , `nyash.string.from_u64x2`
- JIT‑
- 文字列リテラル→ハンドル生成（ `nyash.string.from_u64x2` ）
- 出力関数を `ny_main` としてエクスポート
- 最小 Store/Load（ ）
- Lower（ ）
- Map: param 不在でもローカルハンドルがあれば `_H` シンボルで直呼び
- Any.length: StringBox は `nyash.string.len_h` を優先。ローカル/再構築/旧 index の順にフォールバック
- Copy/Load でローカルハンドルを dst 側 slot に伝播
- Array.length は ArrayBox 受けに限定（
- 追加スモーク（ ‑ ）
- `apps/smokes/jit_aot_string_min.nyash` （ ）
- `apps/smokes/jit_aot_any_isempty_string.nyash` → PASS
- `apps/smokes/jit_aot_any_len_string.nyash` → 現状 Result: 0（ ）
- `apps/smokes/jit_aot_map_min.nyash` → 環境により MapBox 生成が必要
- 実行例
- 文字列ミニ（ ）
- `NYASH_AOT_OBJECT_OUT=target/aot_objects/test_str.o ./target/release/nyash --jit-direct apps/smokes/jit_aot_string_min.nyash`
- `cc target/aot_objects/test_str.o -L target/release -Wl,--whole-archive -lnyrt -Wl,--no-whole-archive -lpthread -ldl -lm -o app_str && ./app_str` → `Result: 1`
- isEmpty（ ）
- 同様に `app_empty` → `Result: 1`
- Map 最小（ ）
- `.o` 生成/リンクは通る。`new MapBox()` はプラグイン/設定に依存（`nyash.toml` と `.so` の配置を確認）
- 未解決 / 既知の課題（優先度高）
1) String.length の AOT 実行が 0 になるケース
- 症状: `s = new StringBox("abc"); return s.length()` → `Result: 0`
- 現状の対処: Any.length を String.len_h 優先にし、ローカル/再構築/旧 index の順でフォールバック。Const fold も追加済み。
- 追加方針: 受け型伝播（ `string.len_h` →`any.length_h` の二段呼び分け（
2) MapBox 生成（
- 環境によりプラグイン解決が必要。`nyash.toml` のあるディレクトリで実行し、必要なら各プラグインを `target/release` に配置。
- 次アクション（引き継ぎ TODO）
- [ ] Any.length の 0 問題を完全解消
- [ ] 受けの型/ハンドル伝播（ ）
- [ ] StringBox(Const) は定数畳み込みを最優先（
- [ ] 保険: `string.len_h` →0→`any.length_h` の順にフォールバック（ローカルハンドル時）
- [ ] メソッド→シンボル/引数規約の集中表を作成（ ）
- [ ] ops_ext/core の分岐重複を縮減（箱の責務を「下」に寄せる）
- [ ] AOT スモーク拡充
- [ ] String/Array の length/len を追加、select/分岐のミニ例も用意
- [ ] Map.get/has/set（ ）
- 影響ファイル（主要）
- 追加/更新: `crates/nyrt/src/lib.rs` （
`src/jit/lower/builder/{object.rs,cranelift.rs}` 、
`src/jit/lower/{core.rs,core/ops_ext.rs,core_hostcall.rs}` 、
スモーク: `apps/smokes/jit_aot_*.nyash`
■ ハンドオフ（
- 現状サマリ
- Array fast‑ （
- Null 互換: NullBox→VMValue::Void へ統一（比較の整合確保）。
- std/array smoke: `NYASH_DISABLE_PLUGINS=1` で PASS（ ）
- LLVM AOT: 復活（ `-L target/release` 追加）。
- JIT AOT(ObjectBuilder): P0 安定化＋ （ ）
- jit-direct で .o 生成確認: `apps/smokes/jit_aot_arith_branch.nyash` → Result 13、.o 出力 OK。
- build_aot.sh は既定で STRICT=0、出力 `target/aot_objects/main.o` に固定。
- nyrt: AOT 連携用 dotted 名 alias を Array に追加（`nyash.array.{len_h,get_h,set_h,push_h}` ）。
- 優先TODO（ ）
1) JIT AOT P2: hostcall 拡張（規約ベースの最小集合）
- Map: `nyash.map.{size_h,get_h,has_h,set_h}` の dotted 名を nyrt に追加（既存実装へ forward）
- String: 代表メソッド（
- ObjectBuilder から `emit_host_call_typed` で呼び出し（
2) LowerCore: slot/name→hostcall マッピング（ ‑ ‑
- Array/Map/String の最小セット（
3) 後続（必要時）: JIT AOT スモークを追加（ ）
- 実行コマンド（確認用）
- JIT AOT（ ）
- `NYASH_DISABLE_PLUGINS=1 NYASH_JIT_EVENTS=1 NYASH_AOT_OBJECT_OUT=target/aot_objects/jit_aot_arith.o ./target/release/nyash --jit-direct apps/smokes/jit_aot_arith_branch.nyash`
- LLVM AOT（ ）
- `LLVM_SYS_180_PREFIX=$(llvm-config-18 --prefix) tools/build_llvm.sh apps/tests/ny-llvm-smoke/main.nyash -o app`
■ 現在のフォーカス（ ／ ）
1) Core 緑維持（完了）
- `tools/jit_smoke.sh` / Roundtrip(A/B) / Bootstrap(c0→c1→c1') / Using E2E = PASS
【P1 進捗 — LLVM Core-13: ビット演算/シフト】
実装
- LLVM 降ろしで `BinaryOp::{BitAnd,BitOr,BitXor,Shl,Shr}` を i64 経路に実装済み（既存）。
- `compile_and_execute` の MIR インタプリタにも同演算を実装し、パリティを確保。
検証
- 単体テスト追加: `src/tests/llvm_bitops_test.rs`
- MIR を直接構築して `1=(5&3),7=(5|2),4=(5^1),32=(1<<5),4=(32>>3)` の合計 48 を検証。
- VM 実行で 48、LLVM `compile_to_object` がエラーなく emit、`compile_and_execute` でも 48 を確認（フォールバック実行）。
- AOT スモーク（任意）: `tools/llvm_smoke.sh` に `NYASH_LLVM_BITOPS_SMOKE=1` で有効化する項目を追加（入力は Nyash ソース制約のため現状 skip 既定）。
注意
- Nyash ソースパーサが `&|^<<>>` を未サポートのため、ビット演算の E2E は当面 MIR 直構築テストで担保。
将来 `grammar/` の演算子追加後に `apps/tests/ny-llvm-bitops/` を有効化予定。
2) CI 分離（完了）
- Core（ ） `tools/jit_smoke.sh` + Roundtrip
- Plugins（ ） `NYASH_SKIP_TOML_ENV=1 ./tools/smoke_plugins.sh` （ `NYASH_PLUGINS_STRICT=1` でON）
3) Self‑ （ ）
- ny_plugins 有効 + `NYASH_USE_NY_COMPILER=1` の自己ホストE2Eをオプションゲートで運用
4) クリーンアップ（完了）
- 未使用import/変数の整理、runner責務分割、tools出力体裁の統一
■ ブランチ/構成（ ）
- 実装ブランチ: `phase-15/self-host-ny-mir`
- 既存 Workspace は維持（`crates/*` ）。
- 方針: crates 側は変更せず「Nyash スクリプト + nyash.exe」だけで実装・運用（ ）
- 例: `C:\git\nyash-project\nyash_self\nyash` 直下で `target\release\nyash` 実行。
- Nyash 製パーサは `apps/selfhost/ny-parser-nyash/` （ ） （ ）
- MIR 解釈層は既存 `backend/mir_interpreter.rs` と `runner/modes/mir_interpreter.rs` を拡充。
- AOT 関連の雛形は `src/backend/cranelift/` に維持（ `cranelift-aot` ）。
■ 再開TODO（ ）
1) std Ny実装の実体化（ ）
- string: length/concat/slice/indexOf/equals → P0 完了（ ）
- array: len/push/pop/slice を内蔵経路で先行（次着手）
- map: get/set/len/keys (+values/entries/forEach)
- jit_smoke に機能検証を常時化（ `NYASH_DISABLE_PLUGINS=1` ）
2) NyコンパイラMVPのsubset拡張
- let/call/return に続き if/ブロック/関数引数まで拡張し、`NYASH_USE_NY_COMPILER=1` スモークを充実
3) Self‑
- 連続N回グリーン後にCI optional→requiredへ昇格（ ）
4) Plugins厳格ONの段階移行
- Core‑ `NYASH_PLUGINS_STRICT=1` ゲートで順次ONに復帰
【優先追加 — JIT AOT（ ）
- P0: 安定化（完了）
- switch_to_block なしでの命令発行panic対策（ ）
- 終端命令なしVerifierエラー対策（
- build_aot.sh の STRICT 緩和（ ） ＋
- P1: 最小命令カバレッジ（今すぐ実装）
- i64 binop: add/sub/mul/div/mod を実コード生成
- compare: eq/ne/lt/le/gt/ge → b1→i64(0/1) へ正規化してpush
- 分岐/ジャンプ: br_if_top_is_true/jump_to 実装（ ）
- select: emit_select_i64 実装（
- P2: hostcall 系の型付き発行（必要最小限）
- array/map/string/integer の代表 extern を ObjectBuilder に実装
- ny-llvm-smoke 等に相当する JIT AOT smoke 追加
- P3: CI スモーク
- `tools/jit_smoke.sh` に AOT(JIT)最小タスクを追加（
## ブロッカー/暫定対応（ ‑ ‑
- 影響範囲（ ）
- JIT(cranelift) → 影響なし。
- VM(backends=vm) → if/return 無限ループは修正済み（基本ブロック突入時に CF リセット）。
- 結論: include ハングの根因は VM の制御フロー残存フラグ。修正により解消。
- 事象A: include ハング → 解消
- `apps/tmp_len_min.nyash` /`apps/tmp_len_test.nyash` 正常完走を確認。
- 事象B: ArrayBox プラグイン生成エラー → 解消
- v2 ローダにフォールバック探索（`plugin_paths.search_paths` ） `./target/release/*.so` を自動解決。
- DEBUG 時に birth 戻り `code/out_len` をロギング。
- 事象C: std/string_smoke の最終段で未定義値参照 → 解消
- MIR Builder の if 降ろしで φ を必ず生成（
- string_smoke PASS を確認。
## 次アクション（デバッグ計画）
- A1: includeハング最小化再現を固定（ ）
- `apps/tmp_len_test.nyash` 固定、`NYASH_DEBUG=1` で `execute_include_expr` → `ensure_static_box_initialized` までの経路にログを追加。
- `included_files` ／ `include_stack` の push/pop と RwLock/RwLock の取り回しを確認。ポップ忘れ/二重ロックがないか検査。
- `apps/std/string.nyash` 内のメソッドを段階的に無効化して最小原因を特定（現状 length のみでも再現）。
- A2: VM if/return 無限実行（ ）
- 症状: JITは1回then→Return→終了。VMはthenのprintが際限なく繰り返される。
- 再現最小: `apps/tmp_if_min.nyash`
```nyash
static box Main {
main() {
local x
x = 3
if x == 3 {
print("ok3")
return 0
}
print("bad")
return 1
}
}
` ``
- JIT: ` ./target/release/nyash apps/tmp_if_min.nyash` → 1回だけ ok3, Result:0
- VM: ` timeout 4s ./target/release/nyash --backend vm apps/tmp_if_min.nyash` → ok3 が無限に出続け TIMEOUT
- MIRダンプ（ NYASH_VM_DUMP_MIR=1`）では if 降下は正しく、then/else 各ブロックは ` ret` を含む。
- 例: bb1 に ` extern_call log("ok3")` の後 ` ret 0`。bb2 に ` ret 1`。
- 観測ログ（` NYASH_VM_DEBUG_EXEC=1`）では Print/Const が繰り返し実行。Return の終端処理が機能していない疑い。
- 仮説: VM 実行ループの制御フロー（` execute_function`）で ` ControlFlow::Return` を受け取った後の関数脱出が何らかの理由で無効化/上書き/再入している。
- 着手案:
- ` execute_function` に短期ログ: 現在ブロックID/terminator種別/` should_return` セット→関数戻りの分岐をeprintln（ ）
- ` execute_instruction` で ` Return` ディスパッチ時に明示ログ（ ） （ ）
- ` previous_block`/` loop_executor`/` record_transition` で自己遷移が起きていないか確認。
- ` BasicBlock::add_instruction` にて terminator設定/Successorsの更新は正常（ ） next_block` 決定ロジックを再点検。
## ハンドオフ（変更点・補助情報）
- 追加ファイル（ ）
- ` apps/std/string.nyash`, ` apps/std/array.nyash`
- ` apps/smokes/std/string_smoke.nyash`, ` apps/smokes/std/array_smoke.nyash`
- スクリプト/設定の更新
- ` tools/jit_smoke.sh`: Std smokes に ` timeout 15s`、ArrayBox未提供時は ` SKIP` を出力
- ` tools/smoke_plugins.sh`: ` NYASH_PLUGINS_STRICT=1` のON/OFF表示
- ` nyash.toml`: ` ny_plugins` に std 2件を追加
- ` src/runner/modes/vm.rs`: ` NYASH_VM_DUMP_MIR=1` でVM実行前にMIRをダンプ
- ` src/mir/builder/stmts.rs`: 末尾 ` return/throw` 後に同ブロックへ更に命令を積まないための早期breakを追加（ ）
- 再現とログ
- VM再現: ` timeout 4s ./target/release/nyash --backend vm apps/tmp_if_min.nyash`
- JIT対照: ` ./target/release/nyash apps/tmp_if_min.nyash`
- MIRダンプ: ` NYASH_VM_DUMP_MIR=1 --backend vm ...`
- 命令トレース: ` NYASH_VM_DEBUG_EXEC=1 --backend vm ...`
- プラグイン/ArrayBox注意
- 既定でプラグイン経由に迂回するため、未ビルドだと ArrayBox 生成に失敗。
- 回避: ` NYASH_USE_PLUGIN_BUILTINS=0` または ` NYASH_PLUGIN_OVERRIDE_TYPES` から ` ArrayBox,MapBox`を除外。もしくはプラグインをビルド。
## すぐ着手できるTODO（ ）
- [ ] ` execute_function` にブロック遷移/Return検出ログ（ ）
- [ ] Return発生時に確実に ` Ok(return_value)` で関数を抜けることを確認（` should_return`/` next_block` の上書き防止）
- [ ] ` record_transition`/` loop_executor` の副作用で自己遷移が起きていないか確認
- [ ] 修正後、` apps/tmp_if_min.nyash` が VM/JIT 両方で一発終了することを確認（ ）
- B1: ArrayBox 経路の選択を明示
- 手元では ` NYASH_USE_PLUGIN_BUILTINS=0` で内蔵にフォールバックするか、プラグインを ` cargo build -p nyash-array-plugin --release` で用意。
- CIは当面 ` SKIP` 維持。
## 実行メモ（暫定）
- Std smokes（ ）
- ` NYASH_LOAD_NY_PLUGINS=1 NYASH_USE_PLUGIN_BUILTINS=0 ./tools/jit_smoke.sh`
- またはプラグインをビルドしてから ` NYASH_LOAD_NY_PLUGINS=1 ./tools/jit_smoke.sh`
■ 予定（ ）
- Phase A（ ） NyModules` を追加し、` env.modules.set/get` で exports を登録/取得。
- ` [ny_plugins]` は戻り値（ ）
- 名前空間導出: ルート相対・区切りは ` .`、拡張子除去・無効文字は ` _`。予約 ` nyashstd.*` 等は拒否。
- Phase B（ ） （ NYASH_NY_PLUGINS_SHARED=1`）で静的定義を共有。ログに REGISTERED を出力。
- Phase C（ ） using < ns > ` を ` NyModules` 参照→未解決時にファイル/パッケージ解決（ ）
■ 直近で完了したこと（ ／ ）
- R1: JSON v0 ブリッジ（` --ny-parser-pipe`/` --json-file`）、変換器 ` src/runner/json_v0_bridge.rs`、スモーク追加
- R2: ラウンドトリップ E2E（ tools/ny_roundtrip_smoke.{sh,ps1}`）
- R3: 直結ブリッジ v0（ --parser ny`/` NYASH_USE_NY_PARSER=1`、` NYASH_DUMP_JSON_IR=1`）→ ` return (1+2)*3` で 9
- R5: Ny スクリプトプラグイン（[ny_plugins]） ＋ （
- NyModules登録/名前空間導出/Windows正規化の仕様確定・回帰スモーク
- using/namespace（ ） （ ）
- AOT P2(step‑
- ■ 直近で完了したこと（主要抜粋）
- T0: MIRインタープリタ強化（ ） ＋
- T1: Nyash製ミニパーサ（ ）
- T2: JSON IR v0 → MIRModule 受け口（` --ny-parser-pipe`）
- T3: CLI 切替/ヘルプ（` --ny-parser-pipe`/` --json-file`、mirヘルプ追補）
- T4: Docs/Samples/Runner scripts（
- Phase 15 起点準備
- CLIに ` --backend cranelift-aot` と ` --poc-const` を追加（プレースホルダ動作）。
- ` src/backend/cranelift/{mod.rs,aot_box.rs,linker_box.rs}` の雛形追加（ ）
- MIR解釈層スケルトン（ semantics/eval.rs` と ` backend/mir_interpreter.rs`）の確認
■ 再開用クイックメモ（ ）
- ビルド
- VM/JIT: ` cargo build --release --features cranelift-jit`
- LLVM（ ） LLVM_SYS_180_PREFIX=$(llvm-config-18 --prefix) cargo build --release --features llvm`
- AOT（ ） cargo build --release --features cranelift-aot`
- スモーク（ ）
- Core: ` NYASH_DISABLE_PLUGINS=1 NYASH_CLI_VERBOSE=1 ./tools/smoke_vm_jit.sh`
- Parser Bridge: ` ./tools/ny_parser_bridge_smoke.sh`
- Roundtrip: ` ./tools/ny_roundtrip_smoke.sh`（ ）
- Plugins: ` NYASH_SKIP_TOML_ENV=1 ./tools/smoke_plugins.sh`（厳格は ` NYASH_PLUGINS_STRICT=1` 時のみON）
- Bootstrap: ` ./tools/bootstrap_selfhost_smoke.sh`
- Using/Resolver: ` ./tools/using_e2e_smoke.sh`
■ 状態
- JIT自己ホストMVP: 到達（ ）
- リファクタ: Step1/2/3 完了（ ）
- 次回は「std実装の実体化」と「Nyコンパイラsubset拡張」から再開
- 参照
- Phase 15 概要/ロードマップ: ` docs/development/roadmap/phases/phase-15/README.md`, ` docs/development/roadmap/phases/phase-15/ROADMAP.md`
- ハンドオフ: ` docs/handoff/phase-15-handoff.md`
- 設計/API: ` docs/design/backend-cranelift-aot-design.md`, ` docs/design/*`
■ 合否基準（
- 自作Nyashパーサ（ ）
- Runner が中間形式を MIRModule に変換し、MIR 解釈層で実行して既知の結果（例: ` Result: 42`）を出力する。
- 代表ケース（整数四則演算/括弧/return）
■ JSON IR v0（ ）
- version: 整数（例: 0）
- kind: 固定 "Program"
- body: 配列（ ）
- Stmt（ ）
- { "type": "Return", "expr": Expr }
- Expr（ ）
- { "type": "Int", "value": 123 }
- { "type": "Binary", "op": "+"|"-"|"*"|"/", "lhs": Expr, "rhs": Expr }
- error（ ）
- { "version":0, "kind":"Error", "error": { "message": "...", "span": {"start":N, "end":M} } }
- 例
- ` return 1+2*3` → {"version":0,"kind":"Program","body":[{"type":"Return","expr":{"type":"Binary","op":"+","lhs":{"type":"Int","value":1},"rhs":{"type":"Binary","op":"*","lhs":{"type":"Int","value":2},"rhs":{"type":"Int","value":3}}}}]}
- ` return (1+2)*3` → ` Binary('*', Binary('+',1,2), 3)` の形で生成
■ 補足（優先/範囲）
- 先行するのは Ny→MIR→MIR-Interp→VM の自己ホスト経路（ ）
- OS 優先: Windows →（後続で Linux/macOS）
- メモリ/GC: P0は整数演算/定数返し中心でNyRT拡張不要。
- Codex 非同期運用: ` tools/codex-async-notify.sh`／ tools/codex-keep-two.sh` 継続利用。
## 実行コマンド（サマリ）
- VM/JIT 実行例
- ` printf "Hello\n" | NYASH_CLI_VERBOSE=0 ./target/release/nyash apps/ny-echo/main.nyash`
- ` printf "Hello\n" | NYASH_CLI_VERBOSE=0 ./target/release/nyash --backend vm apps/ny-echo/main.nyash`
- AOT/LLVM 系は後段（ ）
- JSON v0 ブリッジ（ ）
- パイプ実行（ ） printf '{"version":0,"kind":"Program","body":[{"type":"Return","expr":{"type":"Binary","op":"+","lhs":{"type":"Int","value":1},"rhs":{"type":"Binary","op":"*","lhs":{"type":"Int","value":2},"rhs":{"type":"Int","value":3}}}}]}' | ./target/release/nyash --ny-parser-pipe`
- ファイル指定（ ） ./target/release/nyash --json-file sample.json`
- スモーク（ ） ./tools/ny_parser_bridge_smoke.sh` / ` pwsh -File tools/ny_parser_bridge_smoke.ps1`
- E2E ラウンドトリップ（ ）
- Unix/WSL: ` ./tools/ny_roundtrip_smoke.sh`
- Windows: ` pwsh -File tools/ny_roundtrip_smoke.ps1`
- tmux通知で並列実行（ ）
- ` CODEX_ASYNC_DETACH=1 ./tools/codex-async-notify.sh "./tools/ny_roundtrip_smoke.sh" codex`
- ` CODEX_ASYNC_DETACH=1 ./tools/codex-async-notify.sh "pwsh -File tools/ny_roundtrip_smoke.ps1" codex`
- Ny プラグイン列挙（ ）
- 有効化: ` --load-ny-plugins` または ` NYASH_LOAD_NY_PLUGINS=1`
- ` nyash.toml` 例:
` ``toml
ny_plugins = [
"apps/std/ny-config.nyash",
"apps/plugins/my-helper.nyash"
]
` ``
- 実行: 列挙に加え、Interpreterで順次実行（ ）
- ガード: ` NYASH_NY_PLUGINS_LIST_ONLY=1` で列挙のみ（実行しない）
- 注意: プラグインスクリプトは副作用の少ない初期化/登録処理に限定推奨。
- Std Ny スモーク実行（任意）: ` NYASH_LOAD_NY_PLUGINS=1 ./tools/jit_smoke.sh`
## トレース/環境変数（抜粋）
- AOT/Link: ` NYASH_LINKER`, ` NYASH_LINK_FLAGS`, ` NYASH_LINK_VERBOSE`
- ABI: ` NYASH_ABI_VTABLE=1`, ` NYASH_ABI_STRICT=1`
- VM/JIT: ` NYASH_VM_PIC_STATS`, ` NYASH_JIT_DUMP` など従来通り
---
詳細な履歴や議事録は docs 配下の Phase 15 セクションを参照してください。
- ny-config（ ）
- ` ./target/release/nyash apps/std/ny-config.nyash`
- 現状: Interpreter 経路のプラグイン初期化順序により FileBox/TOMLBox を使うには Runner 側の微調整が必要（
- 直結ブリッジ v0（ ）
- ` printf 'return (1+2)*3\n' > t.ny && NYASH_USE_NY_PARSER=1 NYASH_DUMP_JSON_IR=1 ./target/release/nyash t.ny`
---
New Plan — Self‑ ‑ （ ‑ ‑ ）
目的
- Ny スクリプトのみで依存木（ ）
- 既存の MIR→VM→AOT 系とは疎結合を維持しつつ、最小の橋渡し（ ）
実装項目（最小）
- ツール: ` apps/selfhost/tools/dep_tree_simple.nyash`
- 1ファイル・静的boxで実装。1行1文／ ／
- 解析: ` include "..."`、` using ns`／ using ns as Alias`、` using "./path" as Name`、` // @module ns=path`。
- 解決順: ` module > 相対 > using-path`（ apps/selfhost:apps:lib:.`）。
- JSON: ` { version, root_path, tree{ path, includes[], uses[], modules[], children[] } }`（
- タスク/Make:
- ` nyash.toml [tasks].dep_tree` を追加し、1コマンドで JSON を ` tmp/deps.json` に出力。
- ` make dep-tree`: ` cargo build --release && ./target/release/nyash --run-task dep_tree`。
- 受け入れ基準:
- ` make dep-tree` が ` tmp/deps.json` を出力。曖昧（ ） ／
- VM/Interpreter いずれでも実行可（ ）
橋渡し（
- ` NYASH_DEPS_JSON=< path > ` を Runner で読取り（ ）
- 後続（ ） extensions.deps` や lock ファイルの導入を検討（別期）。
進め方（短期）
1) ` dep_tree_simple.nyash` の完走化（ ）
2) ` nyash.toml` へ ` dep_tree` 追加＋ ` make dep-tree` 整備。
3) Runner へ ` NYASH_DEPS_JSON` の最小読込み（ログ出力）を追加（影響ゼロの範囲）。
nyash-codex