fix(joinir): Phase 220-C condition variable remap and self-copy skip

- Pre-populate remap with condition_bindings (join_value → host_value)
- Skip self-copy param bindings to avoid `%6 = copy %6`
- ConditionEnv remap verified: ValueId(101) → ValueId(6) correctly

Note: RC=0 issue remains - ExprResult routing to be investigated in Phase 221

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Co-Authored-By: Claude Opus 4.5 <noreply@anthropic.com>

docs/development/current/main/joinir-architecture-overview.md

@@ -70,6 +70,12 @@ JoinIR ラインで守るべきルールを先に書いておくよ：
     - LoopBuilder は物理削除済み。JoinIR を OFF にする経路やフォールバックは存在しない。
     - `NYASH_JOINIR_CORE` は deprecated（0 を指定しても警告して無視）。JoinIR の OFF トグルは提供しない。
 
+11. **Parser の直後に JoinIR 正規化ゲートを置く**
+    - `.hako → AST` のあと、必ず JoinIR Frontend（Pattern 検出＋ lowering）を通してから MIR/LLVM に進むのを基本線とする。
+    - dev/ci/strict 系プロファイルでは、この JoinIR 正規化がビルドゲートになる（ここで `[joinir/freeze]` が出たらビルド失敗）。
+    - relaxed / 実験用プロファイルでは、一時的に JoinIR 正規化をスキップすることはあっても、最終的な「言語としての安全域」は
+      JoinIR Frontend が受理できる構造で定義する。
+
 ---
 
 ## 1.9 ValueId Space Management (Phase 201)
@@ -118,6 +124,33 @@ Local Region (1000+):
 | Pattern 2 lowerer | Local (1000+) | `alloc_local()` | 中間値（Const, BinOp, etc.） |
 | Pattern 3 lowerer | Local (1000+) | `alloc_local()` | 中間値（PHI, Select, etc.） |
 | Pattern 4 lowerer | Local (1000+) | `alloc_local()` | 中間値（Select, BinOp, etc.） |
+
+---
+
+## 7. 将来の拡張（例外 / async / try-catch）
+
+現状の JoinIR は「同期・正常系」のループ／if／更新を扱う芯としてはほぼ完成しており、  
+LoopBuilder 完全削除後も P1–P5 + 各種 UpdateKind で JsonParser/selfhost の代表ケースを安全に lowering できている。
+
+一方で、言語としては将来的に `throw/try/catch` や async/await 相当の表現も必要になる。その扱いについては、
+以下の方針をここに固定しておく（まだ実装フェーズには入っていない）:
+
+1. **ErrorCarrier（Result 風キャリア）の導入（将来フェーズ）**
+   - 関数／ループのキャリアに `err_flag` / `err_value` を追加し、「エラーが発生したら err キャリアを立てて継続を上に抜けていく」
+     という形で throw 相当を表現する。
+   - catch 側は「ある関数境界で err キャリアを inspect して処理する」箱として実装し、構文の try/catch はこの箱への sugar として扱う。
+   - これにより core JoinIR（ループ骨格・PHI・ExitLine）は変更せず、ErrorCarrier を 1 本足すだけで例外伝播を表現できる。
+
+2. **async/await は state machine 箱として後置する**
+   - async 関数は `.hako AST → state machine JoinIR` へ変換する専用の箱で表現し、その state machine 自体は
+     既存の JoinIR（ループ＋if＋キャリア）で実装する。
+   - これにより、JoinIR のコア設計を同期用に保ったまま、外側に async 用の変換レイヤーを追加する形にする。
+
+3. **導入タイミング**
+   - まずは JsonParser/selfhost の同期ループ／if が JoinIR Pattern 群でほぼ全部通る状態を優先して作る。
+   - ErrorCarrier や try/catch/async の実装は、その後の「第2章」として Phase 23x 以降に扱う（現在は設計メモのみ）。
+
+この方針により、「例外や async のために JoinIR の芯を崩さず、外側に箱を足す」拡張戦略を維持する。
 | LoopHeaderPhiBuilder | PHI Reserved (0-99) | `reserve_phi()` | PHI dst ID 保護（上書き防止） |
 
 ### 1.9.4 設計原則